2/9, 10の二日間に渡り、「オフピステ＆フォトシュート体験ツアー」と題したバックカントリーツアーを開催しました。
ちなみにこのツアー、12名の参加者を迎えて、FOCUSらしく無料で敢行。
スノーシューやポール等のレンタル料からガイド料や撮影まで、なんと全てがタダ！
その模様を写真を交えてご覧ください。

今回の開催地として選んだのは、向かいに見えるあの山。尾根沿いを10分程度ハイクすると、早速、程よい斜面が現れます。沢までのツリーランを楽しんだ後、山頂までは約1時間。レベルに合わせ、途中で休憩を挟みながらハイクアップ。
そして、待望の登頂に成功。山頂では霧氷と雪原がパノラマのように広がっています。朽ちたダケカンバの巨木、ブナや白樺などが群生し、この山の歴史が伺えます。荘厳な大自然の中、ゲストライダーのMARUちゃんが煎れたコーヒーでチルアウト。
各地で雪崩や遭難事故が相次ぐ中での開催のため、登高と滑降にあたってはさらなる慎重さが必要です。
参加者の方々もピットチェックを実践的に演習しました。

今回の企画のもうひとつの目玉は、ライディング写真の撮影。
フォトグラファーが同行して、プロ仕様の機材で参加者の方々を本気で撮影するという贅沢な企画なのです。
参加者自身がライダー気分を味わえてしまうという貴重な経験。いつもは撮られる側のライダーが、サポート＆アドバイスする側に回ります。不安定で変わりやすい天候の中、ワイドオープンでスプレーを上げる人、ログをヒットする人、タイトなツリーを抜ける人、マッシュにアテる人・・・
それぞれのレベルに合わせて選べるほど、この山全体がパークのような地形です。思い思いに遊んだら、いよいよ最後のツリーランを楽しみながら下山の時間。

近年のバックカントリースノーボーディング事情は、とかくビジネスライク。
ブームに便乗した「バックカントリーっぽい」安易でファッション的なキーワードはあまりにも危険です。
雪崩には十分に気を付けて、安全で楽しいスノーボーディングを！

特別協賛：MSR SNOWSHOES / DAKINE / UG.