>> HOME >> EXPERIENCE >> CRUISER DECK  

梅雨時の滑れない時間を有効活用して、クルージング用デッキを組んでみませんか?

必要なパーツ
 ・デッキ(もしくは専用のクルージング用デッキ)
 ・トラック
 ・ウィール
 ・ベアリング
 ・ライザーパッド
 ・ビス(1inch以上)
 ・デッキテープ

用意する工具
 ・ジグソー(電動糸のこ)
 ・ディスクグラインダー(電動ヤスリ)
 ・サンドペーパー

1、デッキを用意する
  ガレージに眠っている使い古しのデッキを加工して、クルージング用にリシェイプします
  まずはデッキテープ、ステッカー等をきれいに剥がしましょう 写真1

2、きれいになったデッキに自分の好みのアウトラインを引く
  今回はFOCUSらしく、棺桶型にしてみます!
  ここではおおまかに大きめに線を引き、仕上げの段階で微調整します 写真2
  
3、ここからの作業はそれなりの工具とそれなりの技術が必要です
  何より、かなりの手間と時間が掛かります
  工具がない? 腕に自信がない? この手間を省略したい?
  そういう人は専用のデッキをゲットしてください 写真3
  STEREO のクルーザーなら無駄なコンケーブもなく、
  デッキ自体が程良くフレックスします
  ホイールベースも広めなので、心地よいカーヴィングが楽しめます
  この他にもKROOKEDのZIP ZINGERシリーズ等があります
  D.I.Y.精神に溢れる人は、以下の4〜6の項目に引き続き挑戦しましょう
  
4、ジグソーで切断する
  テール側を残したまま、ノーズ側は大胆にカット
  それらしい形になってきました 写真4

5、いびつだった形をグラインダーで整える
  ノーズももうちょっと短く削って…
  理想のシェイプになったら、カットした面をグラインダーで丸く面取りします
  肩の部分(幅広い部分)にはコンケーブが残るので、そこもグラインダーで薄く削りました
  これでデッキを踏み込んだ時にしなりやすくなります 写真5
  全体をサンドペーパーで仕上げるのもお忘れなく

6、カーヴィングの際、デッキとウィールが噛まないようにグラインダーで削っておきしょう
  こうすれば、よりクイックなターンが可能になります 写真6
  実用性よりも雰囲気としての意味合いのほうが大きいですが、見た目も重要なポイントです

7、せっかくなので、デッキテープにも手を加えてみました
  フリーハンドでダイカットに挑戦! 写真7

8、ウィールは大きめ(62mm)のソフトウィールをチョイス
  STEREOからクルージング向けのモデルも発売されています 写真8
  多少の悪路や段差でも、音もしないほど滑らかに走ります

9、同じく、ガレージに眠っているトラックを装着しましょう
  トラックの幅の広さはそれほど重要ではありません
  (LOWのトラックよりもHIGHのほうがベター)
  さらにライザーパッドもセットして高さをプラスします
  今回はINDEPENDENTのトラックで、ちょっと変わった乗り味を楽しむため、
  あえて149(幅広タイプ)にしてみました
  さあ、漆黒に鈍く光る棺桶クルーザーの完成も間近 写真9
  蛍光グリーンのデッキテープをはめ込んだ、オリジナルクルーザーが完成しました! 写真10
  操作に慣れさえすれば、カーヴィングだけで驚くほど加速します
  コンビニへビールを買いに行くのも快適!

自分でデッキを切り出して組み上げるのは、上記の行程を写真で見るより、かなり大変な作業です
しかし、スケーター本来のD.I.Y.精神と好奇心で、世界でたったひとつの作り上げましょう

Copyright© FOCUS All Rights Reserved.